こんばんは。
o-mochizuki です。
今回は切り餅を使ったアレンジレシピ第二弾！
ポンデケージョのことをいろいろ調べていたら、まあまあの確率でヒットする「ポンデリング」。
これも切り餅で作れるようなので、挑戦してみました。
切り餅を使ってポンデリングを作ろう
某有名ドーナツショップで人気№１のポンデリング。
まずはその特徴を探っていきましょう。
ポンデリングの特徴
ウチは家族全員ポンデリング大好きで、あのモチモチ食感と軽さは何個でも食べてしまう悪魔的な美味しさです。
ドーナツの種類
ドーナツは生地や製法によっていくつかの種類に分けられます。
○ケーキドーナツ
さっくりとした食感のオールドファッションのような、ベーキングパウダーで膨らませたケーキ生地のドーナツ。家庭でもホットケーキミックスを使って簡単に作れる。
○イーストドーナツ
ふわもち食感のツイストドーナツのような、イーストで発酵させたパン生地のドーナツ。
家庭では少し難易度が高い。
○クルーラー
さくふわ食感のフレンチクルーラーのような、シュー生地を油の中に絞り出して揚げたドーナツ。
○ポンデリング
モチモチ食感が特徴のポンデケージョような、タピオカ澱粉を使った保水力の高い生地のドーナツ。
通常の円形では均一に膨らまないので、小さな玉をつなげたような独特な形になった。
ケーキドーナツ以外は家庭で作るのは難しそう・・・
パン＋お餅の食感をめざして考えたレシピ
ホットケーキミックスを使うと、どうしてもケーキドーナツに近くなってしまいそうなので、今回は「天ぷら粉」を使ってみようと思いました。
天ぷら粉は主に薄力粉１００gに片栗粉３０g、ベーキングパウダー５gと考えて、ホットケーキミックスよりベーキングパウダーが少ない分、膨らむ力をヨーグルトで補い、甘みとお餅の柔らかさをキープするために砂糖も多めにする必要があります。
天ぷら粉 １５０g
卵 １個
ヨーグルト １００g
切り餅 １個
砂糖 ５０g
牛乳 ５０ml
〈作り方〉
１．耐熱容器に小さくカットした切り餅と砂糖、牛乳を入れてレンジで２～３分ほど加熱し、なめらかになるまでよく混ぜる。
２．他のボウルに天ぷら粉、溶き卵、ヨーグルトを入れてよく混ぜ、①も加えてさらによく混ぜる。
３．１０cm角くらいに切ったクッキングシートの上にポンデリングの形に絞り出す。
４．低温（１６０℃）の油にクッキングシートごと入れて１～２分揚げる。ひっくり返してクッキングシートをはがし、さらに１～２分揚げる。
５．好みできな粉をまぶしたり、ハニーグレーズやチョコレートをコーティングしたりして仕上げる。
生地はヨーグルトの力でもこもこ膨らんできます。柔らかく粘り気もあるので絞り出し（成型）はやりにくかったです（泣）
試作品の感想
まず生地が扱いにくく、形が上手くできませんでした。
ヨーグルトの力でよく膨らみましたが、気泡が入りすぎでポンデリングとはちょっと違いました。
味はトッピングをかけてちょうどいい感じでしょうか。
正直、失敗作だな
やはりホットケーキミックスか
ホットケーキミックスを使っても、ケーキドーナツみたいに硬くならないようにするにはどうしたらいいか？
参考にするために、ふわふわのホットケーキを焼く裏ワザを調べてみました。
ホットケーキがふわふわになる「ちょい足し」
○マヨネーズ
前回ポンデケージョを作った時にお世話になったマヨネーズ。酢とベーキングパウダーが反応して炭酸ガスを発生させるため、よく膨らむ。
○ヨーグルト
ヨーグルトの酸とベーキングパウダーが反応して炭酸ガスが発生するため、よく膨らむ。
今回使ってみて、思った以上に気泡が入り過ぎ。
○炭酸水
ベーキングパウダーと炭酸水、ダブルの炭酸ガスの効果が得られる。気泡がたくさん入り、ふわふわで軽い食感になる。
○豆腐
豆腐に熱を加えると、タンパク質とにがりが凝固して、豆腐自体が引き締まることで弾力が生まれ、厚みになる。
大豆レシチンに乳化作用があるため、硬くなりにくい。
ホットケーキミックス＋豆腐は使えそう
ホットケーキミックス＋豆腐＋切り餅のレシピ
豆腐で作るホットケーキのレシピを調べてる時にみつけた「ホットケーキミックスと豆腐だけ・発酵なしのお豆腐パン」のレシピを参考に切り餅を加えたレシピを考えてみました。
ホットケーキミックス １５０g
豆腐（絹ごし） １５０g
切り餅 １個
砂糖 ２０g
牛乳 ３０ml
〈作り方〉
１．耐熱容器に小さくカットした切り餅と砂糖、牛乳を入れてレンジで１～２分加熱し、柔らかくなったらよく混ぜてなめらかにする。
２．別のボウルにホットケーキミックスと豆腐を入れて、豆腐をくずしながらヘラで混ぜ合わせ、①も加えてさらによく混ぜる。
３．小さいスプーンを２本使って、肉団子を丸める要領でポンデリングの形に並べていく。
４．クッキングシートごと低温の油に入れて揚げる。
５．お好みでグレーズやチョコレート、きな粉などのトッピングをかけて仕上げる。
上記の分量で６～７個のポンデリングが出来ました。
仕上げは家に余っていた粉糖＋水をレンチンして作ったグレーズをかけてみました。
これは大成功！びっくりするくらいポンデリングだったね
ポンデショコラにアレンジ
プレーンの生地の材料にミルクココアを加えて、ココアver.のレシピにしました。
ミルクココア（調整ココア） １０g ⇒ ホットケーキミックスと混ぜておく
コーヒーフレッシュ ２個（１０ml） ⇒ 牛乳といっしょに加える
作り方は全く同じでＯＫです。
ミルクココアの種類によって、ココア感や甘さが違ってくると思いますが、お好みで量を調節してください。
生地自体が茶色なので、揚がり具合が分かりにくいので注意してくださいね。
仕上げのグレーズやチョコレートコーティングもした方が断然美味しいですよ。
まとめ
切り餅を使ったレシピ第二弾ということで、ポンデリングに挑戦してみた結果、ホットケーキミックス＋豆腐＋切り餅で、お店顔負けのポンデリングが出来ました。
あまりの再現度と美味しさに旦那さん、３個ぺろりと食べちゃったくらいです。
今回は成型に少し手間取りましたが、丸口金をつけた絞り袋で絞り出せば、もっと早く成型できたかもしれないと思います。
軽い口当たりとモチモチ食感はポンデリング完全再現と言っても過言ではない、まさに自信作です。
是非是非お試しください！
以上、o-mochizuki でした。
コメント