小松菜は「生のまま冷凍保存」が新常識!知っておくべき「冷凍の科学」とは?

o-mochizuki です。

ひと昔前は「生の野菜は冷凍しちゃダメ!」って言われましたよね?
しかし、この全農広報部さんのつぶやきで一時トレンド入りした「小松菜を生のまま冷凍保存法」

とっても気になるので、o-mochizuki も試してみたいと思います。

小松菜「生のまま冷凍保存」のやり方

全農広報部さんのツイッターでは書かれなかった部分まで詳しくご紹介していきましょう。

1.小松菜を洗う
葉っぱの部分は貯めた水で軽く振り洗い程度で良いですが、株の根元の部分には土が入っていることがあるのでよく洗うようにしましょう。
あとで刻むので、根元を切り落としバラバラにした茎をこするように洗ってもいいですね。

2.水気をふき取る
冷凍する時に余分な水分が付いていると霜の原因になってしまいます。
キッチンペーパーでしっかりと水気をふき取りましょう。

3.使いやすい長さに切る
4~5cm が使いやすい長さだと思いますが、それぞれのご家庭によって又は使う料理によって違うと思いますので、お好みの長さに切ってください。

4.保存袋に入れて冷凍する
バラバラに入れても良いのですが、茎の部分と葉っぱ部分を分けて入れると使いやすいです。
小分けで使う場合、葉っぱの部分がたくさん出てきたとか、茎の部分ばっかり残ってしまったということが起こらないように、バランスよく使えますよ。

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ざっくり分けておくだけで大丈夫です。

o-mochizuki
o-mochizuki

冷凍すれば、2~3週間保存できます。お安い時にたくさん買って冷凍保存!

小松菜「生のまま冷凍保存」使い方

全農広報部さんのツイッターで紹介されているいくつかの使用例の中で一番気になる「おひたし」を作ってみました。

お皿に使う分だけ広げます。
これくらいの量だと10分もすれば溶けてきます。
柔らかくなったら、水気を絞っておひたしにします。

o-mochizuki
o-mochizuki

ウチの「小松菜のおひたし」はだし入りポン酢で味付けします。ほうれん草はめんつゆで作るんですけど・・・

おすすめは軽く焼いた油揚げといっしょにだし入りポン酢であえたものです。
是非お試しください。

あんころ
あんころ

味付けを変えればナムルもできるよ。

「簡単ナムル」
鶏がらスープの素  小さじ1
しょうゆ      小さじ1/2
ごま油       小さじ1/2
自然解凍した小松菜の水気を絞って、あえるだけ。

小松菜「冷凍の科学」

自然解凍した小松菜を絞ってあえるだけで、茹でて作っていた時と変わらない柔らかさのおひたしやナムルが出来ました。
なぜなんでしょう?

小松菜「冷凍の科学」:細胞が壊れる

生の野菜を冷凍すると、細胞内の水分が凍ります。その氷の塊が細胞壁を傷つけ、細胞が壊れてしまうんです。

しらたま
しらたま

野菜を茹でるのも、細胞を壊して食べやすくするためだから、冷凍するのも同じだったんだね。

小松菜「冷凍の科学」:栄養を逃さない

普通に小松菜を茹でると、ビタミンC の一部はお湯に溶け出してしまいますが、冷凍の場合は茹でない分ビタミンC の流出が抑えられたというデータがあるそうです。

小松菜「冷凍の科学」:欠点を逆手に取る

冷凍した野菜は、生の野菜とは食感が変わりますが、解凍後の食感を考えて料理に使えば美味しく食べることができます。
シャキシャキ感を味わいたい料理には生のものをおすすめしますが、それ以外料理なら冷凍したものが使えます。
解凍した野菜はぐずぐずした食感になりがちなので、みそ汁やスープ・煮びたしなどには、凍ったまま入れましょう。
細胞が壊れている分、味も染みやすいんです。

小松菜「生のまま冷凍保存」 他の野菜でもできる?

小松菜以外に、生のまま冷凍した水菜、チンゲン菜、キャベツ、白菜でも茹でずにおひたしができます。
ほうれん草はえぐみが出てしまうので、茹でた方がいいでしょう。
筋っぽい野菜は柔らかくなると繊維が気になりやすいので、繊維を断ち切るように、小さめに切るのがポイントです。

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まとめ

小松菜を「生のまま冷凍保存」すると
使いたい分だけ取り出せて便利
自然解凍するだけで茹でずにおひたしやナムルができる
●ビタミンC などの水溶性の栄養素を逃さない
●細胞が壊れているので、味が染みやすい
2~3週間保存可能
などなど良いことがたくさんあります。

「冷凍の科学」を理解して、お得に美味しく活用しましょう!


あなたも美味しい野菜生活をスタート♪

以上、o-mochizuki でした。

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