タイやカンボジアなどで有名な三輪タクシーのトゥクトゥクは、インスタ映えする見た目の可愛さと物珍しさから、日本でもいくつかの観光地で見かけるようになりましたね。
しかし先日、トゥクトゥクのレンタカーが歩道に突っ込み死者が出たという残念な事故がニュースになっていました。
レンタカー「トゥクトゥク」暴走 歩行者3人がはねられ19歳男子大学生が死亡 静岡・熱海市（SBS NEWS）https://t.co/4T8dZza9xm
— LINE NEWS (@news_line_me) March 15, 2023
トゥクトゥクは誰でも運転できるの？
そもそも、トゥクトゥクとはどんな乗り物なんでしょうか？
トゥクトゥクはタイで普及している三輪自動車のタクシーであり、三輪自動車として製造された車両を利用している。名前の由来は「トゥクトゥク」と音を立てて走行することによるとする説が有力である。
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日本でのトゥクトゥクとは？
日本ではタクシーとして営業することはできないが、日本の法規基準を満たすべく改造され、公道走行が可能な自家用車として登録されている。トライクと同様に、道路運送車両法では側車付二輪自動車として扱われ、道路交通法では普通自動車に準ずるものとなっている。
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側車付二輪自動車ということはサイドカーの仲間になるんだね
一般的には、軽自動車と同じくらいの横幅と排気量があり、時速１００kmほど出せるようです。
必要な免許は？
道路交通法では普通自動車に準ずるものとなっている。そのため、普通自動車表記の運転免許証（AT限定含む）保有で運転できるほか、ヘルメットの装着は不要、高速道路での走行も可能である。
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オートバイみたいだけど自動二輪の免許じゃ乗れないよ
トゥクトゥクの操作の注意点は？
オートバイの荷台部分に屋根付きベンチシートがついていて、複数人乗れるようになっているトゥクトゥクですが、運転席ってどんな風になっているんでしょうか？
トゥクトゥクの運転席は？
運転席はオートバイと同じような形で、足を開いてまたがって座ります。
ハンドルの形状も、アクセルやウインカーもオートバイと同じです。
バイクと大きく違っているのは、右足元にブレーキペダルがあるのと、またがっているシートの前方にシフトレバーが付いていることでしょうか。
まさにバイクとオートマ車の融合って感じだけど、バイクに乗ったことがない人が運転するのは難しそう
運転する時の注意点は？
①ハンドルが重いので扱いにくい
②バイクのように車体を倒せないので曲がりにくい
③三輪車なので遠心力に弱い
④運転席はバイクのようでも、後部座席は軽自動車並みの車幅があるので、障害物や対向車に注意が必要
⑤サイドブレーキがないので駐車する場合は傾斜や角度に注意する
まとめ
インスタ映えする可愛い見た目で、観光客に人気のトゥクトゥク。
普通自動車免許(AT限定可)でOKなので、レンタカーとして借りて観光地を巡ることもできるんですが、曲がりにくかったり、車幅感覚がつかみにくかったりと、トゥクトゥクの運転には注意が必要です。
熱海で死亡事故も起きているので、トゥクトゥクの特徴と注意点を今一度確認して、旅の楽しい思い出作りに利用していただきたいですね。
以上、o-mochizukiでした。
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